ISBN:4106100614 新書 養老 孟司 新潮社 2004/04/16 ¥714
友人から借りて読んだ。
『バカの壁』『まともな人』がとても面白かったので、期待して読んでみたのだが、『バカの壁』以上に読み応えがあったかな。
やっぱり、養老氏の文章は本当に分かりやすい。とても難しいことを、サラリと言ってのけるところがスゴイと思う。
この世を「メンバーズ・クラブ」に例えている点が、また養老氏らしいな、と思った。
ところで、養老氏は時々、ベトナムの山奥で虫捕りをしているそうだが、一度、麦藁帽子を被って虫を捕っている姿を見てみたいものだ。
今日、ふと気付いたのだが、私が読む本の大半は「死」だとか「虐殺」だとかいった、一般的に忌み嫌われるようなテーマのものだ。
まあ、卒論がそういうテーマだからってのも理由なんだけどね。でも、それ以上に、自分が一度ならずに二度も、病気と事故で本当に死にかけたというのが理由だと思う。それに加えて、小さい頃から人の死ってものを、周りの人と比べて多く見る機会があったからだと思う。
だから、どうしても、「死」というものを、「生」の対極として捉えることが私には出来ない。
そして、生きることの意味を考える=死を真っ直ぐに見つめる、ということだと私個人は考えている。
養老氏の他の作品も、全て読みたいなあ。
友人から借りて読んだ。
『バカの壁』『まともな人』がとても面白かったので、期待して読んでみたのだが、『バカの壁』以上に読み応えがあったかな。
やっぱり、養老氏の文章は本当に分かりやすい。とても難しいことを、サラリと言ってのけるところがスゴイと思う。
この世を「メンバーズ・クラブ」に例えている点が、また養老氏らしいな、と思った。
ところで、養老氏は時々、ベトナムの山奥で虫捕りをしているそうだが、一度、麦藁帽子を被って虫を捕っている姿を見てみたいものだ。
今日、ふと気付いたのだが、私が読む本の大半は「死」だとか「虐殺」だとかいった、一般的に忌み嫌われるようなテーマのものだ。
まあ、卒論がそういうテーマだからってのも理由なんだけどね。でも、それ以上に、自分が一度ならずに二度も、病気と事故で本当に死にかけたというのが理由だと思う。それに加えて、小さい頃から人の死ってものを、周りの人と比べて多く見る機会があったからだと思う。
だから、どうしても、「死」というものを、「生」の対極として捉えることが私には出来ない。
そして、生きることの意味を考える=死を真っ直ぐに見つめる、ということだと私個人は考えている。
養老氏の他の作品も、全て読みたいなあ。
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