6月30日の日記

2004年6月30日 日常
 東京に帰ってきた。
 実家での五日間は、あっという間だった。

 今日は、あいにく東海道新幹線が大雨のため運休。午後には復旧したけれど、車内は鮨詰め状態。デッキも人がギュウギュウ。

 岐阜羽島を出発したあたりで、急に貧血を起こしてしまった。

 「ヤバイ。倒れる!」と思った瞬間に棒につかまって事なきを得た。公衆の面前で卒倒するというのは、大変迷惑をかけることだと、以前の経験で学習したので(?)頑張ったのさ!
 
 あー。マジ、疲れた。

 サリーさん・・・・。ボロボロですやん。
見るも無残な状態でございました。「いつ逝ってもおかしくない」というのは、本当らしい。
 それでも、私の顔を見た瞬間に、シッポをパタパタさせて、甘えてきた。(多分、誰を見ても同じことをしているんだろうが。)

 別れるとき、メチャメチャ切なかった。

 ササミジャーキーをあげて、温かいお腹をなでなでしてきた。

 「今までありがとう」と言っても、よく分からないような顔でこっちを見ていた。
 
 「こんなとき、言葉が通じないのって切ないな」と思った。だけど、こういう時に言葉が通じたら、もっと切ないのかもしれない。私は、自分の意思で東京に戻るのだけれど、サリーさんは、自分の意思でそこにいるわけじゃないんだもんね。

 兎にも角にも、親には将来のことを全部話して、納得してもらったので、ほっとした。
 予想に反して、父も母も、余計なことは一切言わなかった。でも、口まで出掛かっている言葉を、なんとか飲み込んでいるのが手に取るように分かった。
 今更言うのもヘンだけど、私は、親不孝な娘だ。やりたい放題にさせてもらっている。
 何回、期待を裏切ったかなあ。

 ごめん・・・。

 「どんな道を歩こうとも、精一杯生きればいい」という、相田みつおのカードを母に貰った。
 胸が一杯になった。

 
 あー。それにしても、本当に疲れたっす。明日からまた学校だ。

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杏

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