「コウノトリの歌」という映画が8/28から公開されるらしい。
 http://www.gaga.ne.jp/kounotori/

 「コウノトリはベトナム原産の鳥である。頻繁に水田でえさを求める優雅なコウノトリは、夏の収穫期に毎日耕作するベトナムの農民たちの象徴的な存在となった。コウノトリの力強さと意志の強さは、農民が田圃や家族へ身を捧げる様子を思わせる。ベトナムの民謡や詩の中にしばしば、コウノトリ、そしてその人生は登場する。この映画は人生の旋律であり、生き抜くために必死だった人々の内面を見つめ、そして空ではばたくコウノトリの純粋な美しさを歌い上げた作品」だとか。

 ベトナム戦争をベトナム人の視点から描いている、珍しい作品のようだ。早く見たいなぁ。

 ところで、ベトナム旅行というと、サイゴンだとか、ハノイやフエ市を思い浮かべる人が多いと思うが、ド田舎の農村風景を見るのもいいんじゃないかと思う。
 カオバンやソンラー・ディエンビエンフーで、夕暮れの農村の風景を見たときは、涙が出るくらいに、感動した。
 まあ、あそこに一生住みたいと思うか?と聞かれたら、また別問題だけど・・・。

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 来月、5連休がとれそうなので、旅行を計画中。海外にしようか国内にしようかも、未定だけど。
 
 それを楽しみに頑張るか♪
 

 

8月12日の日記

2004年8月12日 日常
 今日、なぜか無性にドーナツが食べたくなって、ミスタードーナツへ行った。
 どうせ毎日、店の前を通るのだから、今日食べるぶんだけ買えば良いものを、なぜかミスドに来るといつも、どっさり買ってしまう。
 今日も、10個買ってしまった。で、あっという間に3個平らげてしまった。そのせいで、胸焼けがする・・・。

 昔は、ピロシキとかダブルチョコファッションもあったのに、いつの間にか姿を消したのよねー。あのピロシキ、もう一回食べたい。
 
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 パーティーで知り合った留学生のP氏とメル友になった。
 いやー、漢字も敬語もタメ口も、完璧だ。もしかすると、日本人の私よりも、日本語が上手かもしれない。

 将来は環境保護を通して、母国と日本の橋渡しをしたいというP氏。その目標が確固としたものであることは、知り合ってまだ間もない私にも、よく分かる。

 6年前に来日して、2年間、専門学校で日本語を勉強したあと、都内の某大学に入学して、今、4年生だという。

 「いい先生になって、将来は、たくさんの留学生のことを助けてあげてね。僕は、日本に来て間もない頃は、なかなか友達が出来なくて、本当に辛かったから。」とメールに書かれていた。
 私も、頑張らないとね!
 
 でも、きっと、どこまでやっても、人様に「教える」ことよりも、相手から教わることのほうが多いに違いない。

8月8日の日記

2004年8月8日 日常
 今日のパーティー、最高に楽しかったぁ!

 魂を揺さぶられるような音楽もたくさん聴けたし、美味しい料理もたらふく食べられたし・・・。

 留学生たちと会うたびに、いつも思うのだけれど、何で彼らはあんなにイキイキしていられるのだろう。
 私個人としては、日本って、とても住みにくい国だと思うんだけれど。

 私自身は、留学生時代、本当に怠惰だったと思う。
 金にも困らない、何だかんだ言って英語さえ出来りゃ日常生活にも困らない・・・そんな生ぬる〜い環境の下で、ただ惰性で日々を過ごしていたような気がする。

8月5日の日記

2004年8月5日 日常
 背中が焼けるように熱い。肩も痛い。

 真夏の海で泳ぐというのに、マヌケな私は、足と顔にだけ日焼け止めクリームを塗りたくって、背中には全く塗らなかったせいで、肩と背中が火傷状態。

 Tシャツを着脱するだけで、ヒーヒー言っている。夜も、背中が痛くて痛くて、眠れない。

 おまけに、鼻の頭とほっぺたも真っ赤。

 東京に着いた頃には、茹でタコか、酔っ払いオヤジのような顔をしていた。
 なんちゅう色気のない女子大生・・・。

 でも、海も富士山も、とっても綺麗だったので、とりあえず(?)良しとしよう。

ぐうたら

2004年8月1日 日常
 本当にぐうたらな日曜日だった。
丸一日、ゴロゴロしていた。

 明日から頑張るぞぉ。
そう言いつつ、何だかんだと遊ぶ予定を入れてしまっている。
一番楽しみなのは、ネパール音楽のコンサート。養成講座で一緒のクラスのおば様に紹介してもらった。
 
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 今日の「ウルルン滞在記」は、ベトナム(ハノイ)だった。
蓮茶を作っているお母さんの家に、中越典子がホームステイしていた。
 お母さんも言っていたことだけれど、家族や友達・隣人と一緒にのんびりとお茶を飲む時間を持つことはとても大切だと思う。「世界中で、今の若者たちの多くがこういう時間を持てるようになったら、戦争もなくなるんじゃないかな」というようなことも言っていたと思うが、本当にそのとおりだ。

 一杯のお茶を飲む時間。朝や昼下がりにお茶を片手に交わす、他愛もない会話。ベトナムも「戦後」と言える時代に入った今だからこそ、そういったものを大切にしていく必要があるんじゃないかな。
 旧市街(三十六番通り)の路上でお茶を酌み交す時、そこには「外国人」「ベトナム人」といった枠組みなんて、どうでもいいという雰囲気があったように思う。「人と人」が触れ合う温かさというものが、溢れていた。
 拝金主義に走らざるを得なかった、一部の人たちを除いては。
 
 日本社会ではそんな「お茶の時間」がないまま、ここまで来てしまった・・・。
 
 見慣れているせいかもしれないけど、やっぱりベトナムの人の笑顔を見ると、とても落ち着く。
 そして、「あぁ、私も、こんなに温かい笑顔の人たちに囲まれていたんだな」と思うと、幸せな気分になるのだ。
 早くハノイかサイゴンに帰りたいよぉ(笑)。

 さて、そろそろ寝るか。

8月1日の日記

2004年7月31日 日常
 最近、毎日「にがり」を飲み物に入れたり、おかずにふりかけたりしている。
 一ヶ月ほど続けているのだが、あらまあ、不思議。
 肌がツルツルになった。当然、化粧ノリもイイ。
 おまけに、むくみやすかった脚がスッキリしてきた。太ももの部分が少々きつかったズボンを一ヶ月ぶりに履いてみて、それを実感。(ズボンが伸びたのではない!)
 お腹の調子もイイ。いいことづくめだ。もう、手放せませんな。

 明日は、自家製化粧水を作ってみようかな。

 健康面での不安と言えば、高血圧。
 高校生になるまでは気付かなかったのだけれども、私はかなり高血圧なのだ。そんなには気にしていないけど。ハードな運動しても全然問題ないし。
 でも、脳梗塞の話なんかを聞くと、ちょっと不安になる。それならタバコやめろよ、と自分でも思うものの、なかなか出来ましぇ〜ん。
 そう言えば、タバコとリスク・コミュニケーションに関して書かれた面白い本を図書館で見つけたので、来週辺りに読んでみようかと思っている。
ISBN:4641121923 単行本 栗原 浩英 有斐閣 2003/09 ¥1,995

 最近、あることに気付いた。
 
 「この本、欲しいわ〜。だけど、お金がもったいないから、図書館でコピーしちゃえ」という訳で、コピーしているうちに、「あれー。こんなにコピー代かかるなら、買ったほうが絶対に得だった」という後悔を何回繰り返しているだろうか・・・。
 その癖、ホントにどうでもいい本は簡単に買って、そのまま本棚の奥に眠らせてある。ああ、もったいない、もったいない。
 古本屋に持っていったら、全部で幾らもらえるかしら、とツマラン計算をしてみた。・・・二束三文じゃないか。売らないでおこう。

 さて、真面目に高校で世界史を勉強していたなら、絶対に読まなくても良かった筈の本を今更ながらに読んでみた。
 思えば、何で中高生時代、社会科の授業中、あんなにぐーぐー寝ていたのだろう。
 
 ベトナムに留学していた、と言うと、必ずベトナム戦争のことについて聞かれる。まあ、聞いている方も、それ位しか話題の持って行きようがないからなんだろうけど。
 でも、実は私、全然分かっていない。なんとも情けない話だけど。
 そんなわけで、この本を読んだ。

 まさに、高校の世界史の教科書そのものってかんじ。有斐閣アルマの入門レベルのテキストだし。
 読んでてちっとも面白くなかったけど、ざっと読んでみて、少しは勉強になった・・・かなぁ。

 今日の晩御飯は焼きソバにしよう。近所のスーパーで、えのきが一袋5円で売られていたので、どっさり買ったし、それをたくさん使おう。

7月26日の日記

2004年7月26日 日常
 7月ももうすぐ終わる。
 相変わらずの暑さだ。

 豪雨の被害を受けた福井県に匿名で2億円の義援金(当選宝くじ)が送られてきたとか。まだまだ日本も捨てたモンじゃない、というか、素晴らしい人はいるのね。

 
 山田かまちが、「時の流れを感じるのは16歳(15歳だったかしら?)までだ」というようなことを言っていたと思うが、そのとおりかも・・・。
 最近、時間の流れだとか、「この瞬間がとても幸せ」と感じることとかが減ってきたような気がする。要は、あらゆることに対して、鈍感になってきたということだ。
 何を聞いても、大して心を揺さぶられることもなく、憤りを感じることも少なくなってきてしまった。
 ・・・って、何をセンチメンタルになってんだ??

 さてさて、どうなっているんでしょう。
 最近、ある人のことが急に気になるようになってきた。
 あり得なーい、絶対あり得ないさ!と自分でツッコミを入れてみたものの、なんだか複雑。こういうことに関しては、あくまで傍観者役に徹するのが私のキャラじゃないか!現に数日前まではそうだったし。

 駄目だ駄目だ。一時の気の迷いに過ぎない。きっと、自分の進むべき道が今一つはっきりしていなくて、自分に自信が持てないから、こんなことを考えるんだ。そうに決まってる。
 それか、流行に流されているだけなんだわ(笑)。

 人を好きになること自体は、いいことだ。
 それまで何とも感じなかった日常の一コマが妙に美しく見えたり、自分の中での世界がどんどん広がってきたりする。
 だけど、自分の醜い部分もたくさん見えてくる。
 「傷つきたくない」とか「嫌な思いをしないで幸せになる方法はないか」とか、そういったエゴの塊の自分に否応無く向き合うことになる。

 今の私に、人を好きになる資格は、ない。それだけの強さも備わっていない。自分可愛さから、他人を傷つけるだけのような気がする。三年前から、何一つ変わっていない自分。
 
 素直に人を好きになることが出来て、自分の中での色んな気持ちに真正面から向き合える人間のことを、私は心から尊敬している。
 私にもいつか、そんな強さが備わって、自分の気持ちに正直になれる日が来るのだろうか。

 マトモな恋愛経験が無いに等しい自分が、あれこれ言うのもヘンな話だけど。

 早く勉強しろー。今は勉強が大事じゃないか、私よ!

7月20日の日記

2004年7月20日 日常
 今日の都心の最高気温は39℃だったとか。
道理で、汗が滝のように流れてきたわけだ。珍しく食欲がない。痩せるチャンスだわ・・・。

 大学が夏休みに入ったので、当面行くべき場所は、養成講座だけになってしまった。
 自分の居場所を分散させるというか、色んなカラーの場所に身を置く方が、私にとっては精神衛生上、好ましいことなんだけどなー。
 そう言えばここ半年間、結構忙しかったので、友達との付き合いを疎かにしてきたかもしれない。最近ふと、物足りたい気分になることが多いのは、そのせいかも。
 まあ、今は検定対策や卒論を最優先にするべきだと思うんだけどね。

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 今日、母が帰っていった。
 いつも思うことだけど、見送る側って、結構寂しいものだな。見送られる側とはまた違う種の寂しさがあるような。
 母の後姿を見て、そんなことを感じた。

 「出来ることなら、日本国内で仕事を見つけて欲しい」と言っている親の気持ちが、少し分かった。

 恋多き女だった(今もだったりして?)母は、今回も数々の名言を残していってくれた・・・かも。

7月15日の日記

2004年7月15日
 7月も半ばかあ。月日が流れるのは、早いもんだ。うかうかしていると、あっという間に来年になってしまうではないか。

 最近、養成講座でカップルがちらほらと誕生しつつある。こう言っては失礼だが、見ていて楽しい。(こんなことで密かに喜んでいる時点で私はガキ?)
 
 勿論、わたしゃ、一連の動きを見て見ぬフリしつつ、しっかり観察しているわけで。これって、実は社会学の勉強にもなるのよねー。年齢・出身地・生活圏・職業なんかが異なる人間どうしが、「教室」という、ある意味では特殊な場において、どういう集団を形成して、より深く結びついていくのか、なかなか興味深いものが見られますわ。
 クラスの皆さん、ゴメンね☆でも、応援しとるけん。

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 今日は、家中ピカピカになるまで掃除した。明日、母上に見られても、堂々としていられる。
 
 さてと。問題集でも解きますか。

7月14日の日記

2004年7月14日
 今日は水曜日ってことで、映画を見に行った。
 恋愛モノもいいかと思って、遅れ馳せながらセカチュウを見た。

 うーん。
 かなりの人が泣いていたけど、私は全然泣けなかった・・・。作品としてはすごくイイなあ、とは思ったけど。
 半年ほど前に原作を読んだので、ストーリーを全部知ってたせいかなあ。
 個人的には、TVのほうが好きかも。
 今日は、近所の西友で特売をやっていた。冷凍ピビンパチャーハンと海老しゅうまいをどっさり買った。

 お魚大好きな私が、スーパーで刺身コーナーを素通りすることは、まずもってない。
 今日は、イカの刺身(小パック)が100円だったので、嬉しそうに二パックも買い物籠へ。

 やっぱり、刺身はおいしいね。

魚さかなサカナ〜♪っと。

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 大学生協の本屋をぶらぶらしていたら、『月刊 日本語』の八月号を発見。
 創刊200号記念で、検定試験対策特大号。
 なーんと、聴解部門対策CDまでついて、たったの1000円。そういう訳で、即買い。

 「日本という国」のコーナーでは、在日コリアンの処遇改善とベトナム難民の来日の関わりが取り上げられていて、興味深い話題だなあ、と思った。

 さて、早速、聴解問題をやってみた。

 結構、難しいんだなあ。問われていること自体は、基礎的なものだと分かっているのだけれど、普段から他人の言葉をよく聞き間違えて笑われる私にとっては、まさに鬼門。
 まあ、一番問題なのは、音声記号を完璧に覚えられていない点だと思うんだけど・・・。

 その他の分野もやってみたけれど、一般常識みたいな問題すら、「あれ?どうだったっけ?」と不安になる始末。

 すんません、ナメてました・・・。

 前途多難。
 今更気付いたことのほうが変?
 
 何をやっても長続きしない、飽き性の女・杏。
 
 基礎からやり直しだな。 

7月12日の日記

2004年7月12日
 部屋がまた散らかってるわ〜。
 どうしてこう、すぐに散らかしちゃうのかしらねぇ。その癖、玄関から見える所なんかは、やたら綺麗なんだよね・・・。
 セコイ性格が、こういうところにも出るのね(笑)。
 
 今週は、母上が泊まりに来るので、綺麗にしておかないと大目玉を喰らうことになりそう。明後日は半日、掃除に追われるかも。
 
 

良い旅だった♪

2004年7月11日 日常
 予定を二日早めて福島へ行った。

 猪苗代でのーんびり、そして野口英世記念館で感動。
 「目標・正直・忍耐」・・・。英世は、成功の秘訣はこの三つだと言ったそう。平凡に見えるが、実行するのは実に難しいものばかりだと私は思う。と言うのも、「目標・正直・忍耐」というのは、自分自身でしか評価出来ないから。自分自身に誠実であることほど、難しいことはないんじゃないかしら。
 
 会津若松では武家屋敷や白虎隊ゆかりの地をぶら〜と周ってきた。白虎隊ファン(?)の私としては、たまらん♪
  
 あー、良い旅だった。
 会津の人たちって、気立てが良いというか、かんじの良い人たちだな・・・と感じる瞬間がたくさんあった。
 やっぱり、一人旅の良いところの一つは、地元の人たちと話す機会がたくさんあることじゃないかな。
 
 しかし、不思議な世の中だ。
 なぜ、一人でいると不思議がられるのだろう(特に旅先で)??好きなように時間を使って観光して、自分の腹具合に合わせて食べたいものを食べる・・・。こんなに楽なことないのにねえ。
 別にいいけどね♪

 自分へのお土産は、観光地のパンフレットと絵葉書。友達へのお土産は会津の美味しいチーズをたっぷり使ったケーキ。感謝しろよー、高かったんだから。

 リフレッシュできたことだし、今日から勉強に集中しなきゃ。検定ももうすぐだし。
ISBN:4022740795 単行本(ソフトカバー) 朝日新聞社 1997/10 ¥1,260

 この頃、朝起きると「あー、今日もいい天気みたいだな。」と感じる。そして、食後のコーヒーとタバコがたまらなく美味しい。

 高血圧な癖に寝起きが悪くて、大学の授業も1コマ目にはよく遅刻をしていた私からは、想像も出来ない姿だ。

 やっぱり毎日が楽しいんだと思う。
 最初は何だかんだと文句も言っていたけれど、今は養成講座でオジサン・おばさん・お兄ちゃん・お姉ちゃん達の顔を見るのが嬉しい。
 人間関係って大事よね。それがうまくいかないと、勉強にも身が入らない。

 教師ってキャラがものを言う商売なのかなあ、と最近強く感じる。教師がイヤイヤやっていると、生徒も必ずイヤそうな顔をしている。
 言葉だけでなく文化も伝える教師ならば、尚更イキイキとしていないといけないんだろうな・・・なんて。

 以前は、音声・音韻論がサッパリ分からなくて、大嫌いだった。だけど、最近、何故か一番好きな分野になりつつある。どれも中途半端ながら、一応、日本語を含めて五ヶ国語を大学で勉強したことが少しは役に立っているのかな。
 今はまだ、聞きかじった程度なのだけれど、本格的に勉強したらさぞや面白い分野なんだろうな。
 あと、コミュニケーション学もとても楽しい。

 現場でどんどん経験を積んで、いつか大学院で勉強できたらなあ、なんて♪気が早すぎるかな。

 ただ、とても心配なことがある。
 私は、冗談じゃないくらい、絵が下手なのだ。だから、イラスト一つ描くのにも一苦労。
 練習したら上手になるのかしら???

 兎にも角にも、楽しい日々に感謝☆

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 明後日から一泊二日で福島へ旅行に行くつもり。
 国内を一人旅するのは初めてなので、ドキドキしているけど、思いっきり楽しまなきゃ。
  サイクリングが楽しみ。
ISBN:4094055320 文庫 江川 紹子 小学館 2004/03 ¥630

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 もし、「最もチャーミングな女性は誰だと思う?」と聞かれたら、私は多分、「江川紹子さん」と答えると思う。

 二年ほど前、大学でジャーナリズムの講座に出ていた時に、江川紹子さんがOGとして講師を務めてくれた。

 私が江川さんを知ったきっかけは、オウム真理教が起こした事件だった。当時は、何だか恐そうな女性・・・と思っていたけれど、生で見る江川さんは、笑顔がとてもかわいくて気さくな人だった。
 
 そう言えば、江川さんの話を聞いてから、なんとなく新聞記者になりたいなあ、と思い始めた気がする。(結局「夢」で終わっちゃったけど。)
 
 実は、『人を助ける仕事』というタイトルに一瞬、違和感を感じた。
 けれど、本書に紹介されている37人の方々は、「好きでこの仕事をやっていて、それがたまたま人助けにつながっている」という感覚の人たちばかりだ・・・これが、読み終えた感想。

 「他人様の役に立とう」という気持ちでがむしゃらになっているわけではなく、自然体で生きている37人。
 飾ることのない言葉を引き出すことが出来たのは、江川さんだからだったのかもしれないな、なんて。

 「心の警戒警報を大切にしてください。我が身に危険が近づいている時というのは、実は心の中で警戒警報が鳴っているものです。
 たとえ、どんなに『立派な』人の言動でも、『おかしい』と思ったら、それを『自分が勉強不足だから、理解できないだけだ』と思う必要はありません。
 オウム真理教によって人生を狂わされた人たちを見てきた私が皆さんに伝えたいことは、そのことです。」
 これは、江川さんが講演会で話してくれた言葉だ。

 厳しさと優しさを兼ね備えた、江川さんみたいな女性になりたいなぁ。 

6月30日の日記

2004年6月30日 日常
 東京に帰ってきた。
 実家での五日間は、あっという間だった。

 今日は、あいにく東海道新幹線が大雨のため運休。午後には復旧したけれど、車内は鮨詰め状態。デッキも人がギュウギュウ。

 岐阜羽島を出発したあたりで、急に貧血を起こしてしまった。

 「ヤバイ。倒れる!」と思った瞬間に棒につかまって事なきを得た。公衆の面前で卒倒するというのは、大変迷惑をかけることだと、以前の経験で学習したので(?)頑張ったのさ!
 
 あー。マジ、疲れた。

 サリーさん・・・・。ボロボロですやん。
見るも無残な状態でございました。「いつ逝ってもおかしくない」というのは、本当らしい。
 それでも、私の顔を見た瞬間に、シッポをパタパタさせて、甘えてきた。(多分、誰を見ても同じことをしているんだろうが。)

 別れるとき、メチャメチャ切なかった。

 ササミジャーキーをあげて、温かいお腹をなでなでしてきた。

 「今までありがとう」と言っても、よく分からないような顔でこっちを見ていた。
 
 「こんなとき、言葉が通じないのって切ないな」と思った。だけど、こういう時に言葉が通じたら、もっと切ないのかもしれない。私は、自分の意思で東京に戻るのだけれど、サリーさんは、自分の意思でそこにいるわけじゃないんだもんね。

 兎にも角にも、親には将来のことを全部話して、納得してもらったので、ほっとした。
 予想に反して、父も母も、余計なことは一切言わなかった。でも、口まで出掛かっている言葉を、なんとか飲み込んでいるのが手に取るように分かった。
 今更言うのもヘンだけど、私は、親不孝な娘だ。やりたい放題にさせてもらっている。
 何回、期待を裏切ったかなあ。

 ごめん・・・。

 「どんな道を歩こうとも、精一杯生きればいい」という、相田みつおのカードを母に貰った。
 胸が一杯になった。

 
 あー。それにしても、本当に疲れたっす。明日からまた学校だ。

Plus α

2004年6月25日 日常
 明日から実家に帰る。

 片道7時間の道のりを考えると気が重い。
 
 サリーさんには、ササミのジャーキーを買って帰ろう。でも、安いのでイイや。

*******************************

 Nさんと立ち話。

 某商社でバリバリ働いて、今年、定年退職したNさんは、元気一杯だ。資格を取ったら、ボランティアで日本語を教えるそう。

 「結局、Plus αってのが大事なんだな」という言葉に、ハッとした。

 そうだ。

 「私にしか出来ないこと・私が絶対にやりたいこと」って何なんだろうな。

 「日本語を教えながら生きていく」という目標は定まったけれど、今の私に「プラスα」と言えるものは、何もない。

 プラスαのない人生って、寂しい気がする。

 でも、Nさんは「あなたの歳で、プラスαを持ってるかどうかは問題じゃないよ。これから、どんどん何でもやってみて、そこで身につけていけばいい」とも言ってた。

 今更言うのもヘンだけど、私は根性がない。おまけに、いつも強がってはいるけれど、実際には後ろばっかり見ている。

 だけど、これからなんだ。

 やる気だけはNさんに負けないぞ(笑)。そんなこと言うのは、何十年も早いかな・・・??

6月24日の日記

2004年6月24日 日常
 やっと、髪を切った。かなりバッサリ。スッキリしたぁ!結局、友達の所には行かないで、近所の美容院に行った。

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 新しいクラスもイイ感じだ♪あと三ヶ月、ヨロシクね〜☆
皆さん、本当に現実問題として(修了後)どうやって資格を生かすのか悩んでいるみたい。

 そうだよねぇ。差し迫った問題なんだよねー。

 理想・夢・現実。不安なのは、私だけじゃないんだ。

6月23日の日記

2004年6月23日 日常
 帰宅するなり、うたた寝してしまったぁ!

 しかも寝ぼけて、目元を壁の出っ張った部分に思い切りぶつけて、驚き&痛さで起きた。
 
 アホちゃうか。

 多分、化粧を落としたら青あざになっているだろう。

 再び自己嫌悪。怠けるな、私よ!!

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杏

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